『 超図説「21世紀の哲学」がわかる本 』
遠い昔の哲学者に思いを馳せると同時に、現在の哲学はどうなっているのだろうとふと思い、『超図解「21世紀の哲学」がわかる本』を手にとってみました。
要点を簡潔に書かれていたので、哲学の知識があまりなくてもさらさらと読める、初心者向けの入門書的な存在。
哲学の歴史を解説する本では、あまり記載されていることが少ない現代の状況。古代ギリシャ、デカルトから始まる大哲学の語られてきた近代、そして現代と、大まかな歴史の流れを把握することが、そして、現在注目を集めている哲学者や思考法、本などの知識を得ることができました。
初心者にもわかりやすく表現してあるのでさらっと読める一方、この本1冊では十分に理解したことにはならないのだろう。入口に立っている状態かな。
この本の中でおすすめされていた本を読んだり、哲学者について調べたりなどして、さらに深めていきたいと思います。
とりあえず、興味のある、心の哲学の入門書、ジョン・R・サールの「心、脳、科学」を読み始めました。